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しまなみ海道自転車の旅 ⑸ [自転車]

松山も満喫したし?いよいよ帰りのフェリー乗り場へ向かうことにした。9時半のフェリーなのでまだ余裕はあったが、それでも2時間ぐらいはかかりそうである。夕飯をどこで食べるか。八幡浜には飲食店がいくつかありそうだが、少し回り道になり知らない土地で店を探すのも不安で、三崎港へ向かうことにした。途中、三脚を立てて写真機を構えている人が結構集まっている場所があった。大きく海の開けたあたりで、大方夕日がその狙いであることは分かった。聞けば「夕やけこやけライン」という名前までついているそうだ。我々が通過した時は空は結構晴れていて、これは良い夕日の写真が撮れそうだと思ったが、時間が経つにつれ雲が増えたようで、本日の夕日はうまく撮れなかったかもしれない。でもこのようなとこに夕日の名所があり、多くの人が集まっているのは驚きだった。車は八幡浜へは寄らずに佐田岬へ向かう。国道197号線に入ると「佐田岬メロディーライン」を走る。道路に引っかき傷をつけ車が走ると、童謡などのメロディーが聞こえる。スピード抑制が目的なのか、人寄せなのかわからないが、スリップ防止になるかもしれない。カーブは多いが道は比較的整備されており、フェリーとともに国?が力を入れているのわかる。ちなみにこの先のフェリーも国道197号線である。どこかで食事をとりたいが、道の駅は食事はできず、港に近いところに「まりーな亭」という料理屋が書いてある。道端に確かにまりーな亭の看板が見つかった。わざわざバックして駐車場に入れる。それほど広くない駐車場がうまいとこ空いていて、スムーズに入店できた。店に入ると料亭ではないが食堂でもない。どこかレストランのようでもある。メニューを見るとさすが海のそば、魚料理がメインのようである。メニューの一番上に書いてある「友達丼」を注文する。いろいろな魚の刺身が入ったどんぶりだった。カツオ、烏賊、鯛やらまるで友達が集まったかのような刺身丼である。味付けは例によって出汁に卵を溶き入れ薬味やワサビなどを入れ、ご飯にぶっかけ混ぜて食べる。どこかの鯛めしと同じ味であったが、これがこのあたりの定番のようだ。満足して後はフェリー乗り場まではひとっ走り。早く着きすぎて駐車場から追い出された。フェリー乗り場に隣接して食事処と売店が出来ていたが「しらす食堂はなはな」というそうだが遅い時間は閉まっていた。「まりーな亭」で食事をしたのは正解であった。9時ごろになり乗船手続きが始まりやっと乗船できた。「すず風丸」だ。この日は風が強く佐賀関までは70分の予定だがやや遅れた。このフェリー航路も国道197線なのだ。予定より少し遅れて佐賀関港に到着した。
DSC_0168 1三崎フェリー.jpg早速自宅を目的にナビをセットしようとしたが自宅を登録していなかった。実は佐賀関から大分道へ入る道を知らなかったのだ。前回四国から九州へ渡った時は、八幡浜から臼杵を結ぶ宇和島フェリーを使った。この時は湯布院が霧で通行止めで、下道を通り水分峠から大分道に入った。したがって、この辺りの地理が頭に入っていない。ナビが別府というと、まさか福岡経由で案内されているんじゃないかと焦った。真実は、佐賀関より一般道を北上し東九州自動車道に入り、大分を過ぎ別府湾を過ぎ日出ジャンクションで大分道に入る。後は走りなれた大分道を鳥栖まで走り長崎道となる。結局帰宅できたのは午前1時過ぎ、次の日は仕事でありそのまま片付けもせず寝てしまった。車の全走行距離は840km。何が素晴らしかったかといえば、このアコードは満タン40ℓで一度も給油することなく、あと100kmの余裕を残して帰ってきた。それもレギュラーガソリンである。ハイブリッド恐るべし。今回は買ったばかりのアコードで高速を走りたかったのだが、全行程を息子に取られてしまった。助手席でナビゲーターに徹した。役に立たないナビに。足腰は疲れ、衰えを感じてしまった旅ではあった。

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