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長﨑駅で見送 [鉄道]

ひでちゃんを見送りに長崎駅に来ました。すでに薄汚れたかもめ号が停まっていました。なぜ新大阪まで行かないのが腑に落ちません.隣の県もそれなりに経済効果はあると思うのですが。真っ赤なかもめ号が哀れです。
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九州新幹線 [鉄道]

 先日、所用で九州新幹線さくら号に乗りました。とはいっても乗ったのは、新鳥栖から新玉名までです。特急カモメが新鳥栖で止まり、そこで新幹線に乗り換えられると知ったのは最近の事です。この機会に、長崎から新玉名まで特急、新幹線を乗り継いでみました。平日でしたので、新鳥栖でカモメから下りた人は少なく、新幹線さくらは、御覧の通りガラガラでした。各駅停車なので、走っては止まり走っては止まりで、なかなか快適な新幹線の走りを体感するまでは至りませんでした。こんな大掛かりな、豪華な列車を通勤電車並みに使うのはもったいない気がいます。お客さんが増えれば良いですがね。
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タグ:九州新幹線
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カシオペアの旅 [鉄道]

 お盆休みを利用して、小学3年生の子供と二人でカシオペアに乗ってきた。
 千歳まで飛行機を乗り継いで、2~3日観光を済ませた後、札幌駅から待望のカシオペアに乗り込んだ。勿論、カシオペアスイートなどは取れずに、カシオペアツインで我慢した。部屋は2階だった。ちょっと狭いが、見晴らしもよく、結構落ち着ける雰囲気であった。ベットは、一人が横に、もう一人はその人に足を向ける形で縦に、即ち、Lの字になって休むレイアウトであった。その中心にはトイレと洗面所がコンパクトにまとめられ、壁には、10インチの液晶テレビがあり、BS1、BS2、FM文字放送が、視聴できるようになっていた。驚いたことに、このテレビ、ナビになっているのだ。これが一番役に立った。欲を言えば、ナビのスケールが変えられ、行程の大まかな状況から、詳細な地図まで知ることができれば、最高だと思う。さらにトンネルに入ったときや、低速時に地図が北向きにひっくり返るのが、ちょっと興ざめであった。多分、下り優先のセッティングではないかと思う。ソフトの更新が望まれる。札幌を出て間もなく車内放送があり、検札とウエルカムドリンクの案内があった。こちらとしても、先は長いことだとくつろぎ、はしゃぐ子供の写真撮影などを楽しんでいると、なかなか車掌もウエイトレスも現れない。そうこうしていると、再び車内放送、「本日のシャワーの予約は完売いたしました。」と。おいおい、なんだそれ。カシオペアの旅は、もっと優雅で、ゆったりした旅ではなかったのか。焦って、並ばないとシャワーも浴びれないのか。これは遺憾と、あわてて廊下に出る。車内販売の売子に問い詰めると、食堂車まで行けと言う。食堂車に走り、やっと翌日8時半の予約を取る。待てよ、この列車は、9時に上野に着くのではなかったか。子供と二人、この慌しい時間にシャワーは、大変だな。結局、翌日8時半に、シャワールームを覗いたものの、子供と二人では狭すぎるし、降りる用意をせねばならないし、とうとう、湯の出し方を確かめただけで、シャワーは浴びなかった。
 最初は、ものめずらしさも手伝って、あまり気にも、ならなかったが、12号車のラウンジカーに遊びに行くたびに、気になりだしたことがあった。まず、廊下の狭さである。狭軌の鉄道でこれだけの部屋を取ったら、廊下は、これしか取れないのであろうが、それにしても狭すぎる。せめて一般のブルートレインぐらいあれば、それほど苦にならないのだが。人とすれ違うのも大変で、廊下の入口や、部屋の階段で、やり過ごすしかない。車内販売のカートに出くわしたならば、壁に張り付いて、背伸び状態で横歩きし、やっと通り抜けれるありさまであった。
 次に気になったのが、タバコだった。今時めずらしい、喫煙者に寛大というか、喫煙を奨励しているとまでは、言わないけれど、みんなが集まるラウンジカーにも数個の灰皿が並べてあった。小学生や小さな子供が沢山いる、この閉ざされた空間で、3~4人の大人が、何の遠慮もなく、タバコをふかしている。今時、こんな場所、ほかで見るだろうか。飲み屋のような状態に子供をさらして、平気なのか。勿論、タバコをふかしている連中は、子連れではないようだけれど。自分の子供がいても、そうするのだろうか。各車両にあるミニロビーにも、灰皿が用意してあり、各車両の廊下は、とにかくくさい。タバコの臭いか下の臭いか分からないけれど、とにかく結構いやなにおいが染み付いている。カシオペアくさいぞ。
 部屋も、最初は分からなかったが、シーツを敷いて横になると、マットに染み付いた、いやなにおいが鼻についてきた。ただででも熟睡できない列車のベットなのに、臭いで夜中に目が冴えてしまった。
 夕食は、フランス料理を予約していたため、慌てずにすんだ。午後6時半に予定通り案内があり、
いそいそとダイニングカーへ向かった。やっと、カシオペアに乗っているというリッチな気分になれた。時間に制約があるためかメニューは4つのみ。オードブルに始まり、海のものが入ったスープ、ひれ肉のステーキ、ココナッツミルク掛けの小豆アイス、これにコーヒーで終わり。それぞれの料理は凝っていて、材料、味とも言うことはなかったが、ちょっと量が少ない。なんせ、小学3年の子供がほとんど食べてしまうぐらいだから、大人とすれば満腹感は、なし。1時間もかからずに食事タイムは、お開きになった。ダイエット中の自分とすれば、これで良しとできるが、普通の大人は足りないのではなかろうか。子供が食べ切れるか心配していた者にとっては、結果オーライではあった。もっとゆっくり食事がしたかった。
 朝食は、予約制ではなく、並んで待たなければ食べられそうになかったため、車内販売の駅弁で済ませた。車内放送によれば、食堂車の和食は、直ぐになくなり、席も満席になっていたようであり、行列ができていたのは間違いないようだ。
 結局、カシオペアは、なけなしの金をはたいて、リッチな気分を味わいたい庶民や、鉄道マニアが乗る夜行列車なのだろう。そんな雰囲気なのである。果たして、スイートにご乗車のかたがたは、宣伝に謳う「豪華寝台列車の旅」を満喫されたのであろうか。