SSブログ

九死に一生を得た話 ④ [日記]

個室で落ち着けました。そして昼から待望のご飯も出ました。お粥だけど久しぶりに美味かった。お世話してくれたのは、看護師のお兄さん。横浜出身で、親を見るために長崎に来たそうで、実によく働きます。その頃の私の状態は、点滴が首に固定され、ドレーンが5本、そのうち3本は定圧持続吸引で、壁に繋がっていて、膀胱にルーンが入っている状態です。3日間も絶食した挙句食べた食事で腸がびっくりしたのか催してしまいまた。一度は看護師さんに手伝ってもらってトイレに行きましたが、2度目は遠慮して自分一人で行ってみました。巡視に来た看護師さんに惨状を咎められ、「一人でやっちゃだめですよ。首の点滴が抜けかけています」と叱られました。実は首の点滴は縫い付けてあったので抜けずに済みましたが、私だけかな?どうも男性看護師にトイレについてきてもらうのは抵抗があったのです。次の日、胸腔ドレーンと心嚢ドレーン皮下ドレーン計4本を抜いてもらいました。ドレーンの痕はホッチキスで塞ぐので、これがとても痛かった。この時は6本も止められました。勿論麻酔なしで。首の点滴も縫い付けてありましたが、これはあっさり抜けました。思ってもいなかったのが導尿バルーンの痛さでした。3日も入れておくとバルーンが縮まないのか皺皺のまま出て来たのです。尿道を通る時の痛さは半端ではなかった。抜いてくれた看護婦さん曰く「男性は痛いそうですね」いや、バルーンを完全に縮めないと女性でも痛いと思います。
タグ:回復室
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。