機織り機「夕鶴Ⅲ号」製作記ーその5 電動糸巻き機

　今度製作中の機織り機は、ドラム整経機一体型だから、どうしても経糸は管に巻く必要がある。それも３０本、４０本に何十メーターも巻かなければならないのです。絶対、管巻き機が要るのです。いまどき竹製の管巻きでもないでしょう。時代は電気ですよ。ネットで調べると、２－３のお店で電動糸巻き機を売ってあります。３万円ぐらいしますか。ちょっと見たら、なんか自分で出来そう。ということで作ってみました。どこかで扇風機のモーターが良いと聞き、家にある扇風機のうち一番古い物を壊すことにしました。
　売ってあるのは、ペダルでモーターのスピードが変えられるようです。ミシンのペダルで代用できるかと、色々調べましたが、扇風機のモーターは回転を変化させるのは無理と分かり、onとoffだけペダルで出来るようにしました。糸の距離計は、１０cm単位で計れるのですが、プーリーが大きくて重いのが難点。もっと小さいのがあれば良かったんですが、これしか見つかりませんでした。でも、組み立ててみれば、調子よく糸を巻いてくれます。ちょっと速度が出過て、プーリーに糸が絡みますが、あと少し改良してみます。手動糸振り機は、上手くできました。

タグ：機織り機