花織の綜絖通しはなかなか進みません [織物]
綾の順番に沿って、この小さなワイヤーヘルドの穴に、綜絖通しを使って、1本1本通していくわけです。この場合は綜絖は4枚ですから、順番を間違うと、あとでとんでもないことになります。そこまで全部外してやり直しです。今回は30本を4枚に通していきますので、1束目は4,3で終わり次の束は2,1と始めなければならないのですが、1日ホッタラカシニすると、つい間違います。今ちょうどやり直しているところです。機織りで、一番つらい仕事です。これを終え筬に通し、織り始めた時に、望み通りの組織が織れた時が一番の幸せな時です。その楽しみを求めるために、この苦難の綜絖通しをがんばるのです。苦行です。
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