クッション座布団完成

　留守をしていましたので、完成が遅れていました座布団が出来上がりました。義父の誕生祝いに頼まれたものです。今回、平織り部分も含めて、クッションを入れましたのでサイズが大きくなりました。クッションも無理なく入れることが出来ました。前のも内側をかがっていたのを外してしまいました。同じ大きさの座布団が２枚できました。

　１ｃｍ３羽の筬を使い、１８０ｃｍの経糸を２８０本通しました。これでちょうどこのくらいの大きさになります。中の２５０本でオーバーショット、両脇の１５本づつで平織りをします。
両脇のフリンジは写真のように少し横にロープを張り、地糸の緯糸を引っ掛けながら織ります。余裕を持ってフリンジ分を取っておかないと、結ぶ時に苦労します。難点は、外側の緯糸が緩んでくることですが、だましだまし、テンションをかけながら杼を通します。

捨て織りはせずに、いきなり織り始め、平織りを１５～６段織った後、裂き織りで織り始めます。
地糸の緯糸は普通に通し、両脇でロープに回してフリンジ分を取って行きます。１５本内側に裂き織り布を通します。すると、中心は、オーバーショット両脇は平織りが出来ていきます。物差しで測って正方形まで織れたら１５～６段の平織りを入れます。横とのバランスは７～8段でしょうが、あまり狭いので、15～6段織った方が良いでしょう。
　織り終わったら、経糸を１０ｃｍほどずらし、そのまま、二つ目を織ります。織り方は一つ目と同じです。
二つ織り終わったら機から下ろし、10ｃｍずらしたところで折り曲げて、一枚目と二枚目を合わせます。
折り曲げたフリンジから結んで行きます。平織りは、少し閉め気味に結んでください。両脇のフリンジは１枚目と二枚目のフリンジを４本づつ結んで行きます。横が結び終わったら、４５ｃｍ×４５のクッションを入れ、最後の面をのフリンジを結んで終わりです。

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