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結の浜(ゆいのはま)でキャンプ [キャンピングトレーラー]

 トレーラーを引っ張り、キャンプに行った。メンバーは、我が家族と小6の子の友達2人。目的地は結の浜マリンパーク。ここでキャンプできると知っている人は、あまりいないんじゃないかな。トレーラーと、6人分の荷物で、ステップワゴン・スパーダの尻は沈み込んでしまった。午前中の仕事を済まして、それから慌てて、したくすると、出発は2時になってしまった。天気は曇り。回復するはずが、空は、まだ、どんよりしている。軽並みとはいえ、こんな大きなものを引っ張るのだから、加速は悪いし、坂道はギヤが落ちて、エンジンがうなり声を上げる。下りは、ゴンと後ろから突かれる。更に、カーブでは大きな内輪差を、ミラーで確認しながら運転しなければならない。スパーダは2400ccあり馬力は十分だと思うけれど、いつもの調子では走れない。用心しているせいもあり、結構疲れる。
 結の浜は、諫早市飯森町にある公営の海水浴場だが、国の補助でも貰って造ったのか、海水浴場としては設備がりっぱ。ただ、キャンプ場は、「やっています。」程度で、積極的に宣伝はしていないようである。オジサンによれば、「やれば赤字だから、なるべく勧めない。」そうである。したがって、キャンプは我が家1組のみ。貸切である。気分はよいが、パラパラと降り出した雨も手伝って、さびしい気分になってしまった。幸い雨は、しばらく降った後上がってくれた。
 子供たちは、雨が降っていようが、肌寒かろうが、おかまいなし。早速水着に着替えて浜辺へ飛び出していった。残された私は、トレーラーのセッティングにかかる。ユーロムーバーは実に気持ちいい。ラジコンの戦車を操縦している感覚で、楽しく遊べる。スパーダで牽引したまま、バックできちんと、サイトに止めるのは、ほとんど不可能。しかし、ユーロムーバーのおかげで、楽々セットできる。苦労して付けた甲斐があった。次に、電動ドリルでジャッキを下ろす。トレーラーの窓を全て開け、網戸を閉める。網戸の引っかかりの構造がいまいち分からない。風で外れたりする。特に入口の網戸は、不意に触ると、「バタン」と大きな音とともに開いてしまう。ここは帰ってからの宿題。
 ここまでは問題なく準備できていたが、ここでちょっとした問題が発生。プロパンガスのボンベを開け、ガスコンロに火をつけてみる。しばらくガスを開けっ放しにして、やっと点火。長いこと使ってなかったから、配管のガスが抜けてしまっていたのだろう。ここまでは、ま、良し。つぎは、冷蔵庫。点火ボタンをパチンパチンと押してみる、何の変化もない。10回か20回押してみる。これで付くだろう。まだだめ。結局、1時間ほど、パチンパチンやっていた。おかげで、両手の親指は、2日経った今でも痛い。途中から、チャッカマンの頭でボタンを押すと、具合が良い事に気づいて、パチンパチン。その間、冷蔵庫は開けっ放し。反省、ガス冷蔵庫は、出発前に点火テストを行うこと。次回からはそうしよう。やっとの思いで点火した時の感激。よかった!これで夕食の準備に取り掛かれる。
 夕食のメニューは、鶏の丸焼きとジャンバラヤ。ジャンバラヤは新メニュー。鶏の丸焼きは、我が家のキャンプでは定番。何度やっても飽きないし、ダッチオーブンに材料を放り込み、チャコールブリックスに火を着けたら、後はほったらかし。その上、美味い。先に鶏をセットして、ジャンバラヤに取り掛かる。オリーブオイルにニンニクを入れ、適当に炒めた後、玉ねぎ、サラミ、ピーマン、米の順にダッチオーブンにいれ、炒める。ほどほどで、サルサソースと水を加えて炊くだけ。ただし、こちらは目を離すわけにはいかない。吹きこぼれた後、火を少し弱めて、こげる寸前に火を止める。このタイミングが難しい。後は、鍋が勝手に蒸らしてくれる。いいにおいがキャンプサイトに漂い、海から戻った子供たちの鼻を刺激し、「お腹すいた。早く食べたい。」と催促する。早速夕食にしたいが、1つ仕事が残っていた。温泉に行くことになっていたのだ。
 
 


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